長崎原爆の日の前に、とあるお仕事をしてきました。
その日はグズグズした天気でスタートしましたが
突然、大粒の雨が急に降ってきたかと思うと
その後、不思議なことにカラッと晴れました。
毎年この時期、恒例のような気がします。
さて現場に。
今回の現場では、昨今の状況を鑑みた新たなの試みとして
YouTube動画配信が行われました。
原爆についてのフォーラムで、被爆75年の節目に
『創作』目線でのアプローチということで
絵画が運び込まれ、少しだけ重々しい空気に包まれました。
気を取り直して準備スタートです。
今回は、通常のイベントの形+配信というスタイルですね。
ということで3密を避けたセットを作り、カメラや音声機材のセッティングです。
ベテランのクルー達の手によってサクサクと組み上がりました。
ブースの端に配信用のスペースも設置。
字幕やトリキリ(画面全体に映す画像等)を操作するPCやプロジェクター用PC、ミキサー、スイッチャーなど
機材が出揃いました。
テレビの生番組のような感じで、スイッチングした映像+音声がYouTube上で配信・視聴される形ですね。
細かい違いはありますが
基本的には始まってしまったらもう、卓から動けません。
こういった形の配信は小規模ではあるものの、やはりライブの独特な緊張感があります。
(画像はリハの様子)
そして
メインゲストの被爆画家の方、映画監督の方とも円滑にやり取りが進み
本番を迎え…
無事に配信が終えることができました。
YouTube配信の現場は新鮮な気持ちではありましたが、技術としては
絵画はカメラで抑え、映画については映像をスイッチして別の動画を流すなど
従来の形、流れには沿いつつ
新しいメディア形態が世間に浸透していっていることを深く感じた現場でした。
配信後にアーカイブが残る形だと、いつでもどこでも振り返ってチェックできるのは利点ですね。
でも、配信でのミスが残ってしまうこともありそうですが…(笑)
日々、精進ですね!